2018年振り返り

12/29に放送された「8時だJ」がよかった。

natalie.mu

自分まで同窓会に参加しているような不思議な感覚で見てしまいジャニーズ熱が高まったので、思わず作りました。 

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あの頃の関係性から変わってしまったものもあるだろうけど、変わらずじゃれ合っている8Jメンバーたちを見て笑ったしちょっと泣いた。変わらないように見える部分も、番組の枠を外せばそうではないこともあるのかもしれないけど。進んだ道はそれぞれ違えど20年経って当時のわだかまりも笑って話せて、一緒に過ごした時期を懐かしむことのできる関係って素敵だなと思う。そういうことができなかった人間でもショーとして疑似体験できるわけで、どれだけの人がそういう見方をしているのかはわからないけどこりゃオタクやめらんねえなと変に納得してしまった。オタ寿命的な意味でハマったら抜けられない、ジャニーズはほんと沼。タッキー&翼のお二人、お疲れ様でした。

 

2018年を振り返る。

1

・3日 廣田あいか私立恵比寿中学卒業。ここから怒涛のラッシュ

ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見て泣く。聲の形といいコミュニケーションの機微をここまで繊細に描けるもんなのかと

・15日 有安杏果ももクロ卒業発表

・19日 小室哲哉引退発表

 

2

・24日 アイドルネッサンス ラストライブ「ヨコハマで感謝するネッサンス!」

1月から2月にかけていきなり怒涛の年明けだった。年明けから春までに衝撃的なニュースが多い気がする。自分はというと転職面接の最終局面で、東京と名古屋の往復をしていた頃。そんな時に好きなアイドルの卒業、引退、解散。小室哲哉の会見からの引退宣言もこの時期とかマジで殺しにかかってるよ。情緒不安定になり東京で面接を受けては一人で焼肉を食べ、そのまま深夜バスに乗って名古屋に帰るという(テロ)行為を繰り返していた。

辞めることを伝えた後に上司や同僚と飲みに行ったり、最初の配属先で一緒に仕事をしていた人のライブを見に行ったりと、自分にしてはちゃんと人間的な付き合いをしていた。最後だからね

・1日 今の会社の内定を得る

・26日 ストロベリーズ「last gigs」岐阜club-G

harding.jp

こればかり聴いていたような。

 

3

有給消化であんまり仕事してないけどゆっくりできるはずもなく、引っ越しの諸々の作業も業者の手配も予想以上に大変だった。サマリーポケット駆使して荷物送ったり、出費も半端なかったし。物の処分や賃貸契約、移動滞在費などで手取り数ヶ月分の金を失う。果たしてこの選択は正しかったのか

ハナレグミ「さよならCOLOR

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おニャン子クラブ「じゃあね」

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本田美奈子Oneway Generation

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AKB4811月のアンクレット」

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RADIO FISHLAST NUMBER (Feat.中元日芽香(乃木坂46))

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KICK THE CAN CREW「千%

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4

仕事が始まる。この業界も仕事の進め方から何もかも新人状態だったので慣れるのに精一杯だった。地下鉄の車内でのリュック前抱えマナーが珍しくて、東京だなとよく思っていた。21ももクロ春の一大事in東近江市。久しぶりに見るももクロ、初めて見る4人のももクロ。地元に来たお祭りに野次馬まるだしの父親からチケットの手配を命令され行くことになった。最寄り駅が多くの遠征ノフで溢れる光景は普通にちょっと興奮したし、街の賑わい創出ってこういうものなのかはわからないけどいいもんだなと思った。

 

5

19タワレコ新宿でリリイベ、RYUTist初現場。2017年から引き続き「柳都芸妓」「RYUTist HOME LIVE」を始めずっと曲を聴いている。それでも生のパフォーマンスの素晴らしさに撃ち抜かれてしまい、8月の7周年ワンマンin新潟LOTSまで足を運ぶことに。

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6

大塚にある小さな劇場で比嘉奈菜子出演の「リビングルーム」という舞台を見る。休日に小劇場で舞台を見るなんて、東京に来なければ考えもしなかったろうな俺の場合。前の仕事で一緒に働いていた人で同じく東京に出てきた人にご飯に連れて行ってもらったり。28歳になった。

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7

8

このへんツイッター見てもよく思い出せなくてRYUTistLOTS公演に行ったくらいしか記憶がない。新潟へ向かう日の早朝、8月にも関わらずカラッとした晴天で、夏の朝のあの感じはマジで20年ぐらい前にタイムリープしたんじゃないかってくらいの気持ちの良い気候でそれは覚えてる

あと1年ぶり2度目の東京歌謡曲ナイト

去年は名古屋から弾丸だった。クラブと違ってハコが広い川崎チッタ。人が多いから俺みたいな初心者にも楽しみやすくて、これからも参加したいなとずっと思う。 

 

9

10

11

・9/29 ときわ台cave トーニャハーディングの生バンド初体験

・10/28 新宿ReNY Sabaoツアーファイナル

・11/25 新宿ReNY RYUTist 7th anniversary LIVE東京編

月一ペースでこれだけのものが見られてなかなかにナイスな現場回しだったのではなかろうか。

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12

・22日 青山月見ル君想フ Add Some Music To Your Christmas

リリイベと合わせて12月もRYUTist現場へ。2019年はもっと新潟へも足を運びたいなと思う所存。

 

2019年は

これまで秋葉原MOGRAに何度か行ったり、MIXをアップしてみたりなど行動はしているつもりなのだけど、何事にせよ対人コミュニケーションのフェーズになると二の足を踏んでしまう自分。勿論自分で考えて自分で手を動かす/行動することをしないと始まらないけど、その前段階で人と関わることをしてフィルターを通さないと自分のやれることもやるべきことも言語化できないし見えてこないと思ったのでアバウトだけど

・人に会う

・人と話す

・孤立しない

を目標にマイルストーン立ててやっていきます。

ジャニーズミックス(2018→2019)

ジャニーズミックス(2018→2019)

2019.1.1

mixed by asobi1

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01. 明日に向かって / 嵐

02. BREAKTHROUGH / Coming Century

03. 言葉よりも大切なもの / 嵐

04. OH! IT'S TRUE LOVE / TOKIO

05. SAMURAI / タッキー&翼

06. 気まぐれJET / 滝沢秀明

07. LOVESICK / KinKi Kids

08. 光り射す場所へ / 20th Century

09. よろしく哀愁 / TOKIO

10. Secret Agent Man / Secret Agent

11. 君とBoogie Woogie / SMAP

12. 僕が僕のすべて / 嵐

13. ありがとうのうた / V6

14. 世界に一つだけの花 / SMAP

15. ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド / 少年隊

「ここは退屈迎えに来て」感想

新宿バルト9で舞台挨拶付き上映回のここは退屈迎えに来て」を観てきた。

taikutsu.jp

原作を何度も読み返すぐらい好きな作品なので、国道沿いのファミレスだとか、変電所が見える農道を自転車で走る高校生とか、自分自身が見ていたような景色と、原作を読んだ時に浮かんだ「わたし」の視点で見えるそれらの景色を、こうして映像として残してもらえてそれだけでこの映画を観ることが出来てよかったなと思う。引きの画が多く終始淡々としているので、家でじっくり観たいタイプの映画ではあった。

物語の舞台は20042013年。ロードサイドと言われる風景の中で、どこかに行きたくてもどこに行けば良いのかわからない、行きたくても行くことの出来なかった、そんなままならなさを抱えた地方都市の若者たちによる群像劇となっている。東京へ行ったものの、何者かになることなく地元に戻ってきた「わたし」。同じような境遇の須賀さん。「わたし」の高校時代の友人であるサツキは「私も東京へ行けばよかった」と呟く。

高校卒業後、10年間を東京で過ごした「わたし」の話す東京での出来事は、サツキちゃんにとっては遠く浮ついたお話にしか聞こえない。「付き合った彼氏が鬱病になり同棲を解消した」といったエピソードは、どこか物語めいていて現実感がないからこそ憧れる。「かっこいいなぁ」と半ば茶化すようなサツキのその言い方に、憧れていた何かを掴めなかった後悔や、踏み出すことを諦めてしまったような感情が読み取れて、少し前の自分を重ねずにはいられなかった。自分が登場人物の誰かと同じ境遇だというわけではない。2013年の「わたし」とサツキは27歳のようだけど「今からでも東京行けばいいじゃん」と言う「わたし」に対して「今行ってどうすんの。若い時に行かないとだめだよ」と答えるサツキ。本心では東京に行くことはもうないと考えているのが見えて、そんな俺はここから抜け出したくて、28歳にもなって東京へ来たんだなと改めて自分のことを思い出してしまい、この何気ない会話が今も頭に残っている。

登場人物たちは2004年〜2013年の同じ地方都市の狭い中で、どこかですれ違っている人たちもいれば、何の繋がりもない人物同士もいるし、抱えている事情もそれぞれ違うのだけど、みな自分の居場所はここではないと感じている。その「ここではないどこか」へ行ける手段として車が出てくるが「わたし」とサツキが再会した新保君が乗っているのは原付だったりする。東京に住んでいるけどたまたま里帰り中というのは彼の嘘で、今も思い出の場所、あるいは自分を縛り付ける場所でもある寂れたゲームセンターに通い続けている。彼があの頃のままならなさを今も抱えているのは、車を持っていないから、といっても大げさには思えない。ここではなかった、でも東京でもなかった。そんな「わたし」に対して、ラストシーンで椎名が放つ一言をどう受け止めればいいのか、いつか地元に戻る日が来れば見つけられるのだろうか。橋本愛、可愛かった。

今週のお題「私のアイドル」

 

アイドルネッサンス「Still love her(失われた風景)」
 
ももいろクローバーZ有安杏果の卒業、芸能界からの引退。
そして、小室哲哉の引退宣言。今年最大の衝撃を受けました。
芸能人の進退についてあれやこれやと話題にするのは簡単かもしれないけど、
それって、自分の身の回りのことに引きつけて考えても、同じことじゃないか。
他人事でいいのだろうか?なんてことを、この頃ふと考えます。
 
もう会えない人がいるとして、自覚するのはいつだって遅すぎて、
だからその人がいた証左として、何よりも自分が感じた思いを、
その時のやり場のない感情を、言い訳にして、どうにかしたくて。
感謝の言葉やそういった何かを伝えたいと思ったその時は、
もう遅かったりするんですよね。
 
古今の楽曲を歌とダンスで表現する「名曲ルネッサンス」をテーマに活動しているアイドルネッサンスも、この度、解散が発表されました。
TM NETWORKの名曲の魅力をそのままに、
2010年代の空気感を含んでアップデートされたこの曲は、
アイドルネッサンスによる名曲カバーの中で、私が一番好きな歌です。
紛れもなく今の日本のポップ・ミュージックの礎を作った小室哲哉に、
なにか極めて素朴な、一人の男としての思いのようなものを託したくなる
渾身の名曲なのです。
 
 
 
 
 
・・・とこれは、まえがきのようなもので
 
有安杏果さんの卒業にショックを受けました。
 
有安杏果さんを、ライブで、テレビで、見れなくなることが寂しいです。
 
ただそれだけなのだけど、それだけではなくて。
 
と、ラストライブも、最後のラジオも終わり、
 
やっと整理できかけてきた状況。
 
私はいわゆる、熱心なアイドルヲタではない。
 
いや、ではなかった、というべきなのか。
 
多分に自己の問題を含むことであるのですが、
 
端的に言って、私は有安杏果さんというアイドルに自分を投影していました。
 
その分、応援する気持ちとは単純にいかない、いろいろな感情を抱きました。
 
あの四人の中で、自分は他と違う、
 
自分はそこには馴染めない、違うところに生きている、
 
でもあの4人が大好きだから、
 
だからこそ自分にしかできない、みんなの中で活きる自分になろうと、
 
それが、こんな風にしか他人との関わり方を考えられない自分の喜びでもあるのだ、
 
 
彼女がそう思っていたのかは、はっきり言って、そんなことはない、かもしれない。
 
僕は、彼女にそんな自分を見ていたのです。
 
夏菜子との、ももクロとして出会ってなければ、
今のような関係にはなっていなかっただろう、でもどこか通じ合ってるところがあるように思わされるような、対照的な二人。
 
あーりん、後からの加入組として、二人だけが理解できる事柄、色々あったと思う。
 
しおりんは、本当に、妹キャラとされていた。けど、玉井詩織、というアイドルの人に、なった。
対等な関係は、それぞれにあった。
 
れにちゃんとは、推され隊としての絆が強いんだけど、
 
それ以上に、れにちゃん固有の「優しさ」としか言いようがないそれは他の人、我々ファンに対するそれと同じように
 
杏果にとっての"癒し"でもあったんじゃないかな。
 
Zになってからのももクロに出会った5、6年
その時々で近からず遠からず、見てきた自分としては、そういった理解をしているのだけど、
 
それすら、自分の観測する範囲の、自分なりの精一杯の語りでしかない。
 
じゃあ、自分は?
 
と考えると、俺なりの理解では
 
有安さんの決断は、誰にも責められるべきものではないのです。
 
自分がそう思ってしまったのだから、推しの決意は言わずもがな。
 
 
 
俺にとってのアイドルとは、
 
地元の同級生同士の結婚式や、
 
その影でかつての失恋を引きずり憎悪を滾らせる友人、
 
小室哲哉の引退や、辞めていった同期。
 
それらと、同等の他人事でしかない。
 
全て、自分なりに理解して、行動することでしか、
 
たとえそれが自己満足であったとしても
 
俺が納得できないし、
 
それぐらいでしか、誠意というものを表すことができないと、思う。
 
なんか堂々巡りではあるのだけど、
 
有安とともに俺は新しい道へと進むのだと都合の良い解釈をして、
 
また、今の状況を乗り切ろうと考えている。
今はそれだけ、
そんなことを道しるべに前を見て、進みたい。